食養生は伝統食

2020年11月5日;
黄帝内経には「薬は、病を斥(シリゾ)けるもの。食は、病を従え治すもの」と有ります。

降圧作用のある生薬・食物を料理に入れても、血圧の高い人向けの薬膳料理、食養生にはなりません。
食物中の特殊成分が持つ直接的な生理活性作用を期待するのではなく、食物全体・料理全体から醸し出される効用を期待しないといけません。

「食療」である治療薬膳は、例えば咳を止める事を期待して食します。漢方薬と同じです。
「食養生」である養生薬膳は、咳の出ない体質造りを目指します。

千金要方第26巻食治論には「医は病の源をよく把握すべきであり、犯された個所に応じ、食で治療しなさい。食にて治らなければ薬を用いなさい」と記載されています。

食文化は何千年もの間に、人類に臨床実験され自然淘汰されてきた文化です。
食養生は、食文化であり、民族食、伝統食が基本となります。