薬味・食材ごとの働き_クラゲ・烏賊・蛸

2020年12月4日;(写真は沖縄 中城城跡です)
薬味の働きは本草綱目を始めとする東洋医学の薬理学書を参考にしています。

クラゲ

  1. 消食
  2. 食物の消化促進効果
    消化が悪いため、前菜として食すると胃運動が活発化します。胃腸が活発に運動を始めますので食事を摂る準備が出来ます。
    中華料理の前菜にクラゲが出てくる理由です。
    生野菜のサラダなどにも繊維質が多く、胃腸を動かし同様の働きが考えられます。

イカ

  1. 浄血作用が有ります。
  2. 通経作用もあります。
    通経とは生理を来させる働きです。妊娠初期には流産する可能性が有ります。体力のない女性や筋力の弱い女性は避けた方が無難です。
  3. 烏賊は温~平なのに浄血です。
    ちょうど漢方薬の太陰病なのに駆瘀血剤である温経湯に近い働きがあります。

タコ

  1. 吸収阻害
    蛸を食べると、食事中のカロリーを1~2割減ずると言われます。
    ダイエットにはもってこいです。(良い面で有害とも言えます)
  2. また蛸には食養生では解毒作用があると考えられています。
    脂溶性の解毒ではなく水性物質の解毒だと考えられます。

イカ墨

  1. イカ墨はフグの毒消しに使われます。
  2. 今日、獲れたての新鮮な烏賊の墨を使用します。
  3. イカ墨料理は海洋民族に共通です。
    イカ墨料理の伝統食がある地域は海洋民族との関係があるかもしれません。