薬味の利用No.2

2020年11月10日;
東洋医学の古典「素問の四季調神大論」を基礎に考えると

春は発散の七草粥から始まり、「新芽類」のタケノコ、葉野菜を摂ります。

夏は身体の熱を下げる「苦・アク」のある茄子やゴーヤ。浄化作用の「緑」の野菜のキュウリやホウレン草(ホウレン草はアクも有ります)。降の働きがある「実類」トマト等を摂ります。

秋・冬は「蔵」の季節です。蔵の食材を摂ります。
「イモ類」ではサツマイモ、ジャガイモ、山芋などのイモ類は「甘」に属します。里芋は「辛」に属します。
「種・豆類」では大豆、小豆、胡麻、トウモロコシなど。
「黄」では「蔵の働き」の黄色のカボチャ、人参等です。アクが有りますが、必ず火を通します。火を通すと甘みが増します。

注意しないといけないのは、季節と臓腑経絡理論です。
例を挙げると、春は肝気が強くなります。
レバーを摂り過ぎると、肝が働き過ぎて熱が籠ります。

夏場には、身体を冷やすキュウリとワカメの酢の物を食べます。
酢は温で身体を温めますので、キュウリとワカメによる冷やし過ぎを緩和します。
同時にワカメのミネラル(アルカリ性)を酢によって吸収しやすくします。
身体を冷やしたらいけない冬場は身体を温める生姜を加え、「キュウリとワカメの酢の物+生姜のみじん切り等」にします。