梅雨。湿度と皮膚病

2020年6月24日;
ジメジメした梅雨。蒸し暑く寝苦しい夜。湿度が上がると体調の悪くなる方が多い季節です。
山の国道を走っていると車にひかれた動物を見る事が有ります。雨の前日が多いです。
湿度が上昇していく時は自律神経が狂うと言われています。
明日から雨になる時は神経痛が酷くなったり、子供さんの喘息の発作も出やすくなるので気を付けないといけません。

人間は1日の間に大量の汗をかきます。
寝ている間に約500ml、入浴すると400~800ml、運動では1時間で1,000ml以上の汗をかきます。
静かに座っているだけでも2時間で約100mlの発汗が有るそうです。

誰でも喉が渇くと水分補給をします。喉が渇く時は、血液中の水分が減少し反射的に口渇を覚えます。血液が脱水状態になり口渇を覚えます。喉が渇く時は、すでに脱水状態になっているという事です。

お風呂に入ると大量の汗をかきます。血液はドロドロ塊やすくなっています。更に42度以上の湯温は皮膚刺激により血栓ができやすくなります。お風呂に入る前のコップ1杯の水で血栓を防止できます。

湿度が上がる梅雨時期、肌から大量の汗をかいています。
漢方では皮膚病を燥(乾燥タイプ)・湿(浸出液が多いタイプ)の2タイプに分けます。
湿タイプには、一般的なアトピー性皮膚炎やニキビ、真菌症、白癬菌、汗疹なども含まれます。
適応する漢方薬は、消風散、桂枝加黄耆湯、越婢加朮湯、十味敗毒散、荊防敗毒散、柴胡剤加牡蛎などです。
湿タイプの皮膚病は梅雨時期に酷くなる場合が多いです。逆にお盆を過ぎると、朝晩が涼しくなり湿度が下がりだします。その時期から改善が早くなる特徴があります。

皮膚病がある部分は、汗をかいても拭いてはいけません。タオルで拭くと目に見えない細かい傷が皮膚に出来ます。そこから汗が侵入し症状が酷くなることが有ります。拭くのではなく、タオルやハンカチを当て汗を吸い取るようにします。
乾燥した汗は冷水では溶けず流れません。皮膚病の養生は、まず洗い流す事。お風呂で低刺激の石鹸で洗い流しましょう。