悪阻(つわり)

2021年12月2日;写真は 福岡城(舞鶴城)です。

悪阻は妊娠初期の症状ですが、吐き気が酷い場合は食事も摂れない事があります。

吐き気を止め食事ができるよう改善目的で様々な漢方薬が有ります。

まず有名なのは陽証の小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)です。それに陰証の乾姜人参半夏丸(カンキョウニンジンハンゲガン)です。
どちらも服用時に生姜汁を入れると効果が増します。
漢方薬としての生姜を参考にして下さい。

他に五苓散(ゴレイサン)、呉茱萸湯(ゴシュユトウ)、人参湯(ニンジントウ)、旋覆花代赭石湯(センプクカタイシャセキトウ)、半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)、二陳湯(ニチントウ)加黄連(オウレン)1縮砂(シュクシャ)1連翹(レンギョウ)1などが有ります。
傷寒論(ショウカンロウ)・金匱要略(キンキヨウリャク)に「乾嘔(カンオウ)する者,桂枝湯(ケイシトウ)之を主る」と有ります。これにより桂枝湯を悪阻に使うこともあります。

また伏龍肝(ブクリュウカン)の上澄みで小半夏加茯苓湯を煎じた伏龍肝煎(ブクリュウカンセン)は嘔吐に対し効果が増します。