椎間板ヘルニアを漢方内服で

2021年10月5日;(写真は大分県由布市 夕焼けの稜線。)

変形性膝関節症と漢方 から続く

従来から東洋医学では椎間板ヘルニアなどの器質的疾患の治療がされていました。腰痛や椎間板ヘルニアは漢方の得意な分野でもあります。

今から40年程前の東洋医学会は薬剤師6割、鍼灸師3割、医師1割くらいの構成でした。学会員全員が東洋医学の専門家です。
その当時、漢方薬の保険適用が進んでいた時代です。多くの西洋医学の医師達が東洋医学会に入会されてきました。現在の東洋医学会は医師が9割です。

東洋医学会に入会された西洋医学の先生方から
「器質的疾患の椎間板ヘルニアが内服の漢方薬で改善するはずが無い」と疑問が出されました。
検証の為、漢方治療をする前と漢方治療後のレントゲンが撮られました。
漢方治療後は突出した椎間板がへこんでいると予想されました。

結果は椎間板が正常な状態に戻っている人もいますが、多くは椎間板が出たままだったのです。
椎間板が突出したままなのに、なぜ痛みや痺れが消失し運動も出来るほど改善するのか。当時の東洋医学会の中で議論されたのを覚えています。結論は出なかったように記憶しています。

人間の身体は不思議です。その不思議さを引き出すのが東洋医学なのかもしれません。

骨粗しょう症 へ続く

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