体質改善は出来る

2020年8月1日;
東洋医学では体質改善と言う言葉をよく使います。

同じ親から生まれて喘息になる子とならない子がいます。
同じ遺伝子DNAです。
漢方で遺伝子DNAを変える事は出来ません。
しかし喘息の出ない身体に体質改善することができます。

人間の身体には、ホメオスターシス(生体恒常性)という機能があります。
健康を保つため「前の状態を保ち維持する」機能です。
これにより体温は一定、血圧も安定、血液のPHも一定、血糖値も一定に保たれ維持されます。

甘い物を食べると血糖値が上がりますが、ホメオスターシスにより血糖値は安定します。
しかし何回も繰り返していると血糖値は上がった状態を続けます。ホメオスターシスが狂い血糖値の高い状態が維持され糖尿病になります。

これを変えるのが漢方の体質改善です。

人間の筋肉細胞は約3ヶ月で生まれ変わります。皮膚は28日、赤血球は120日、肝臓は1ヶ月で90%の細胞が入れ替わります。骨も2年で入れ替わります。母細胞が分裂し娘細胞が出来ます。
母細胞は代謝され、脂溶性の代謝物は便へ、水性の代謝物は尿に排泄されます。

同じように見えますが、3ヵ月前の私達の肉体は物理的には存在していません。
私達の肉体は、3ヶ月の間に食べた食事により出来ています。生まれ変われるのです。
食べたもので出来た肉体。食養生が大事です。

漢方の体質改善も3ヶ月を1クールと考えています。
漢方薬服用による影響を受けた細胞分裂を、何回・何クール繰り返すかで治療期間が決まります。

私達の身体を造る食養生。以下も参考にご覧ください。
身土不二(代々受け継いだ食習慣)
食養生(一物全体)
食養生は食文化
食養生での砂糖
食養生の「気味」における豚肉
楽しく食べる食養生
食養生と歯の構成