体温コントロールと身土不二

2020年6月19日;
地球儀で見ると、日本は小さい島国です。
日本の気温は、九州では夏は30度以上になります。北海道の夏は20度台です。 また冬は北海道はマイナス10度近くになり、冬でも九州は5度前後です。

年間の平均気温を見ると、九州では20度近く、北海道は10度以下になります。
この小さい日本でさえ、北海道と九州では大きく気温が異なります。

私達人間は恒温動物です。常に36度前後の体温を保たなければ生きていけません。
体重50Kgの人で、バケツ5杯分の水量の温度を上げる熱量が必要となります。
夏の気温30度では、5~6度の体温上昇で体温維持ができます。
冬の気温5度では、30度以上の体温上昇の必要性が生じます。

この熱量は食べ物で出来ます。
体温だけを考えても、九州と北海道が同じ食事では生きていけません。
冬と夏が同じ食事でも、健康に生きていけるはずがありません。

熱量が異なるのに同じ食事・生活を続けると、まず身体に歪みが出来ます。それが病となります。

東洋医学の古典、「黄帝内経素問の四気調神大論篇第二」に季節ごとの養生が記載されています。
春は発陳。冠(帽子)を取り発散し体温を下げ・・・」、「秋は容平。冷えを受けないように・・・」と養生が書かれています。
この四気調神論の「春を朝、夏を日中、秋を夕方、冬を夜」に読み替えると、1日の養生が出来ます。
同時に九州では「春・夏・秋」を、北海道では「春・秋・冬」の養生を重要視すると、東洋医学の養生になります。