陰陽と太極(タイキョク)

2022年1月7日;(写真は 北海道留寿都スキー場、イゾラ山頂からです。)

陰陽と平(ヘイ)から続く

病の進行状態を診る古方派(コホウハ)の三陰三陽(サンインサンヨウ)では
・陽証では
表証(ヒョウショウ)である「太陽病(タイヨウビョウ)」は、陰から陽への架け橋(「太」は架け橋の意味)です。陰中の陽と捉えます。陰と陽の架け橋のため、陽病ではありますが悪寒や寒気の表寒の陰証が残っています。

裏証(リショウ)である「陽明病(ヨウメイビョウ)」は、陽と考えます。悪寒や寒気はありません。身体の内も外も熱状態です。
脱水し血管内はドロドロで瘀血状態、腸にも熱証、子宮・卵巣も熱証、皮膚も熱証です。
その表証と裏証の中間、又は表証と裏証の両方を呈するのが「少陽病(ショウヨウビョウ)」と言います。

・陰証では
「太陰病(タイインビョウ)」は、陽から陰への架け橋です。陽中の陰と捉えます。陰病なのに虚熱(キョネツ)が残り、口唇の荒れ、手足の火照り、舌には湿った白苔(ハクタイ)などの陽証が残ります。

「少陰病(ショウインビョウ)」から本当の意味の陰病です。陰証になります。内臓機能の低下、心機能の低下、新陳代謝も衰え身体も冷えます。表裏共に寒になります。

生体と患部の陰陽 へ続く

  1. 陰陽と平(ヘイ)
  2. 陰陽と太極(タイキョク)
  3. 生体と患部の陰陽
  4. 太極(タイキョク)を目指す
  5. 平(ヘイ)とは