太極(タイキョク)を目指す

2022年1月11日;(写真は 北海道留寿都スキー場 スティームボートBコースです。)

生体と患部の陰陽 から続く

黄帝内経(コウテイダイケイ)「難経(ナンギョウ)八十一難(ハチジュウイチナン)」に
実を更に実し、虚を更に虚せしめる事。不足を益々損じ、有余を更に益々増すような治法を行うなかれ」とあります。
神農本草経には
寒を治すには熱薬を用い、熱を治すには寒薬を用いる
虚実、寒熱などの陰陽のバランスを整える治法をしなさいとの教えです。

太極とは陰も陽も何もない状態ではなく、陰と陽のバランスが良い状態」です。

寒証には熱薬を、熱証には寒薬を。
湿証には燥薬を、燥証には潤薬を使います。

神経症や高血圧などの気の上衝(ジョウショウ)に対して、何を用い気の上衝を下げるのか。
燥証に気の上衝があれば、潤わし柔らかくし下げる「五行の水・腎、鹹(シオカライ)」に配当される牡蠣(ボレイ)や芒硝(ボウショウ)を用います。
湿証に気の上衝があれば、乾燥し固めて下げる「五行の火・心・心包(シンポウ)、苦(ク)」に配当される大黄(ダイオウ)や黄連(オウレン)を用います。

※気の異常には気の上焦以外に気滞、気虚などがあります。
気の上焦は、他に発散剤を用い治す方法なども有ります。

バランスの取れた太極にすることが東洋医学の治療です。

食養生もまったく同じです。
誰にでも合うものなどありません。しいて誰にでも合うのは、民族が伝統的に守ってきた主食だけです。

平(ヘイ)とは へ続く

  1. 陰陽と平(ヘイ)
  2. 陰陽と太極(タイキョク)
  3. 生体と患部の陰陽
  4. 太極(タイキョク)を目指す
  5. 平(ヘイ)とは