少陽病1

2022年2月24日;(写真は インドネシア バリ島 ヒンズー教の寺院です。)

太陽病(タイヨウビョウ)を過ぎると、少陽病(ショウヨウビョウ)に入ります。
太陽病は
太陽病1
太陽病2 を参考に

太陽病は上焦(ジョウショウ)の病ですが、少陽病は中焦(チュウショウ)を中心とした病です。中焦は鳩尾から下、臍までです。胃、肝臓、胆嚢、十二指腸、膵臓、肺の下部などです。

傷寒論(ショウカンロン)では「太陽病は表証(ヒョウショウ)の病、陽明病(ヨウメイビョウ)は裏証(リショウ)の病、表証と裏証の両方を呈するのが少陽病」となっています。

太陽病では発表・発汗の治療原則が、少陽病では柴胡剤(サイコザイ)や瀉心湯類(シャシントウルイ)による中和・清熱・解毒に変わります。

また太陽病での熱形は悪寒発熱(オカンハツネツ)ですが、少陽病では往来寒熱(オウライカンネツ)に変わります。
往来寒熱は、寒と熱が往来する熱形です。

往来寒熱は、朝方は平熱で夕方は微熱が出ます。その後、発汗し次の日の朝には平熱に戻ります。そして、また夕方に微熱が出ます。
日暮(ニチボ)頃、夕方の16時頃から軽い寒気が始まり、18時を過ぎると微熱が出ます。その後、発汗し平熱に戻ります。

少陽病2 へ続く