食養生の食材の応用_糖尿病No.4

2020年11月14日;
糖尿病は初期に口渇が激しく、東洋医学的には実証を呈します。白虎加人参湯や乾地黄(白虎加人参湯の薬味の石膏や乾地黄は「降」の働き)が適応することが多い疾患です。
初期を過ぎると口渇が減少し、疲れやすく糖質代謝不完全な虚状を呈するようになります。この状態には「補」の食養生が適応します。

血糖値が上がりやすい病態は「升」の病向になり「降」の食養生が適応します。

糖尿病でHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)が上昇すると、併発する余病として血栓症が問題となります。これは「収」の病向になり「散」の食養生が適応します。

糖尿病では一般的に、「補・降・散」の食養生が適すると考えられます。
養生食としては、胡麻、玄米、人参、ハチミツ、ユリ根、枸杞、タラ根、ホップ、プアール茶、クマザサ等になります。

薬味として初期には緑豆、緑茶。中期には山薬、薏苡仁。末期には黄耆、枸杞。また糖尿病に欠かせない生薬として朝鮮人参があります。
朝鮮人参には

  1. インシュリンの節約。
  2. インターフェロン誘起。抗がん剤の副作用減。
  3. ヘルパーT細胞、リンパ球増加。

などが報告されています。