食養生の食材の応用_五志の憂No.3

2020年11月13日;
東洋医学での「五志の憂」とは精神神経の状態を現しています。
自律神経失調症躁うつ病、パニック障害、過呼吸、統合失調症、発達障害、痴ほう症・・・など多くの病態が該当します。
五志とは「怒、喜、憂、悲、恐」の5つの感情です。

この感情が昂っている時は、升の状態になりますので降の食材が適応します。

  1. 蒸散作用のある「葉類」
    紫蘇、セリ(苦)、ホウレン草(苦)、日本茶(苦)など
  2. 降下の働きがある「種子類」
    胡麻、栗、玄米、豆腐、ハトムギ、小麦など
  3. 降下の働きがある「実物」
    ナス(苦)、トマト(ナス科)、梅干し、梨、柿、大棗など
    (大棗は赤色で「心の臓」に配当され上記「種子類」の小麦と共に、急迫症状を緩和する甘麦大棗湯の主薬となります。)
  4. 発散作用がある芳香のある「花」
    菊花(苦)
  5. その他
    人参、ハチミツ、昆布

落ち込んでいる時は、降の状態になりますので升の食材が適応します。

  1. 上昇の気がある「根菜類」
    ニンニク(辛)、ニラ(辛)、ネギ(辛)、大根(辛)、生姜(辛)、玉ねぎ(辛)、ヤマイモ
  2. 発泄作用のある「新芽類」
    アスパラカス
  3. その他
    クルミ、牛肉、ウナギ、カレー(辛)