間違いやすい食養生 ゴボウ(牛蒡)No.4

2020年10月20日;
「ゴボウは根菜類だから、身体を温める」と言われることがあります。一般的に「根菜類は身体を温め、葉野菜は身体を冷やす」と言われ、漢方の教科書にも書かれています。

漢方薬の黄連や黄芩は根物です。非常に身体を冷やす働きが強い生薬です。
漢方薬の中には根物なのに身体を冷やす生薬が数多くあります。大黄、丹参、竹節人参、知母、苦参、牡丹皮・・・。
共通している味は苦みとアクが有ると言うことです。

ゴボウは非常に強いアクが有ります。そのためゴボウは根物なのに身体を冷やします。「きんぴらゴボウ」に唐辛子を入れ温める理由が有ります。

通常、言われる「根菜類は身体を温め、野菜は身体を冷やす」は一般論です。
「生野菜は身体を冷やし、煮たり炒めた温野菜は身体を温める」も一般論です。
漢方薬は40~50分煎じて抽出します。長時間ボイルしても身体を冷やす「涼・寒」の漢方薬(例;黄連解毒湯、白虎湯・・・)は、やっぱり身体を冷やします。
生野菜でも身体を温める食材も有ります。
決めつけずに例外を認めることが大事かもしれません。

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