食材の働きと作用No.1

2020年10月23日;
東洋医学では、食材を考える食養生の指標が幾つかあります。

  1. 五気(寒・涼・平・温・熱)
  2. 五味(酸・苦・甘・辛・鹹)
  3. 五色(緑・赤・黄・白・黒)
  4. 燥湿
    燥は発汗・利尿にて身体から水分を減少させます。ジュクジュクした皮膚病や痰の多い咳の気管支の水分を減少させます。
    湿は身体を潤わします。血液中の水分量を増やしたり、乾燥気味の皮膚を潤したりします。
  5. 補瀉
    補は、弱った身体「虚証」に対し新陳代謝を活発化し元気にします。
    瀉は、有り余るエネルギー「実証」やオーバーヒートした身体の機能を鎮静化します。
  6. 升降
    身体の状態(気血水)を上げる(升)か、下げる(降)かします。
    例えば下痢は降、便秘は升。低血圧は降、高血圧は升の状態になります。脱肛や胃下垂は降です。
  7. 収散
    無汗は収、発汗は散。皮膚病は散、便秘は収。精神神経症で躁状態は散、うつ状態は収になります。

例えば、下痢は「降」であり「散」の状態となります。
高血圧で赤ら顔は、「升」で「散」で「実」になります。

これらの指標を組み合わせ、食材の食養生を考えていきます。
指標の中で最も大事なのは、五気と五味、燥湿です。

食材の働きと作用No.2 に続きます。