しょうが湯No.1

2020年12月19日;
寒い時に身体を芯から温めてくれる「しょうが湯」

生の生姜の成分はジンゲオールが多く身体の表面を温めてくれます。
乾燥した生姜は辛みが多くなり、成分はショウガオールが多くなります。身体の深部を温めてくれます。

生姜は漢方薬として日本に伝わってきました。
奈良時代の生姜は小生姜(コショウガ)と言い辛みが強い漢方薬です。江戸時代に大生姜(オオショウガ)が日本に伝わり、現在の日本では大生姜が食用とされています。
漢方薬が食用になった1例です。

乾生姜(乾燥した生姜)に甘草(甘草は「漢方薬の家老」と呼ばれ、甘さで心と身体を緩め、他の薬味の働きを増す)を加えると甘草乾姜湯と言う漢方処方に成ります。
甘草乾姜湯は寒さで鼻水が止まらない時などに頓服で用います。身体が温まり鼻水が止まります。

「しょうが湯」は乾燥した生姜に甘みを付け、甘草乾姜湯と殆ど方意が同じです。
寒さで小水が近い時や鼻水が止まらない時などに「しょうが湯」は身体を芯から温めます。
次回、しょうが湯No.2に続きます