漢方処方と燥

2021年1月28日;(写真は 江戸城 内)
漢方の病因(病の原因)である「気・血・水」の中の水毒には燥と湿の2つのパターンが有ります。
燥湿に関しては水毒の燥湿をご覧ください

水毒に対する食養生は水毒を動かす食養生と漢方薬をご覧ください。

今回は漢方処方と燥湿・表裏を書きます。
表は体表であり裏は身体の内側とお考え下さい。

表が乾燥すると皮膚乾燥・口唇乾燥・口乾などの症状がでます。

  1. 湿度が下がる冬場に悪化するアトピー性皮膚炎
  2. 汗の溜まりにくい背中や体幹部が酷くなるアトピー性皮膚炎。
  3. 目立った発疹が無いのに痒みが酷い老人性掻痒症。
  4. 涙や唾液が減少するシェーグレン症候群・・・他。

漢方薬では熟地黄や当帰を使用します。
熟地黄・当帰を組んだ処方は、温清飲、柴胡清肝湯、荊芥連翹湯、当帰飲子、四物湯、連珠飲・・・

裏が乾燥すると兎便(トベン)と言い、ウサギの便のようなコロコロした便が出て便秘がちとなります。
漢方薬では麻子仁や芒硝、白人参を使用します。
処方では麻子仁丸、潤腸湯・・・

他に乾燥を改善する漢方薬の潤薬には、知母、栝楼根、杏仁などがあります。

漢方処方と湿に続く