アレルギーを抑制する紫蘇ジュース

2020年6月27日;
「香蘇散」という漢方薬があります。感冒や生理痛、神経症、うつ病、海産物による食中毒、蕁麻疹などに応用される薬方です。
「香附子」と「蘇葉」が中心の「散剤」と言う意味です。陳皮(柑橘系)も入っています。
蘇葉は紫蘇の葉で抗アレルギー作用があります。ヒスタミンの産生・遊離を抑えます。刺身に青紫蘇が付いてくるのは魚毒を中和し食中毒を防ぐ食文化です
蘇葉の有効成分は、ぺリラアルデヒドを中心とした精油成分です。香りが良く気分を爽快にし「人を蘇らせる葉」の意味で「蘇葉」の名が付きました。

紫蘇には青シソと赤シソが有ります。青シソは他の植物と交配し雑種が多いです。紫の赤シソは純粋種に近い種類が多く精油が多いです。
漢方では赤紫蘇を使用します。ただ揮発性精油が有効成分のため、一夏を超した蘇葉は効果が落ち以前は処分していました。太陽堂では冷蔵庫に保管し一年中効果が良く、精油成分の含有率が高い蘇葉を使用するよう努めています。

今回は久しぶりに紫蘇ジュースを造ってみました。アレルギー体質改善のためです。
1.紫蘇を洗います。
2.鍋にお湯を沸かします。
3.紫蘇をお湯に入れ、弱火で10分ほど煮出します。
有効成分が揮発性のため
・蓋を必ずします。
・弱火で煮出します。
・煮る時間が長いと、色は綺麗ですが効果が落ちます。
4.紫蘇の葉が脱色し青色に変化したら、ザルで濾します。
5.最後にクエン酸か酢を少し多めに入れると綺麗な紫色に発色します。クエン酸・酢は防腐の目的もあります。

橘皮大黄芒硝湯と言う肉や野菜等の食中毒、様々な蕁麻疹に使用する漢方薬が有ります。主薬は「橘皮(柑橘系)」で抗アレルギー作用があります。
今回は効果を上げるため、クエン酸・酢を使いません。柚子の絞り汁を入れました。
炭酸で割って飲むと、スッキリ美味しく最高です。