真菌と水虫

2022年2月9日;(写真は インドネシア バリ島 フォーシーズンです。)

真菌はカビの一種の菌です。私達にご相談の多い真菌症は白癬菌とカンジタ菌による疾患です。

白癬菌は、足の裏に感染すると水虫で、身体に感染するとタムシになります。
白癬菌は皮膚の中のケラチンを食べています。
足の裏は角質層が厚いため、白癬菌はケラチンを食べながら角質層の表面から深い部分の角質層まで侵入していきます。
身体の通常の皮膚では角質層が薄いため、ケラチンを食べ終わると輪状に周囲に広がっていきます。その為、周囲が酷く見えます。逆に中心部は治ったかのように見えるのが特徴です。

カンジタ菌は常在菌です。誰でも口中にはカンジタ菌を持っていると言われます。
皮膚の免疫力が落ちた時などにカンジタ症になることがあります。乳児のおむつかぶれなどに見られることがあります。

足の指間に感染すると、水虫は親指の方から、カンジタ菌は小指の方から感染が広がると言われます。

以前、肺に真菌が感染した男の子を漢方治療したことがあります。その子のお母さまは「治療が上手く行かず骨まで溶けてきている」と仰っていました。
糸練功で確認すると、薏苡仁(ヨクイニン)が適応します。数ヶ月間、薏苡仁のみ投薬し、治療を終えたのを覚えています。
薏苡仁には抗ウイルス作用があるのが分かっています。体内の真菌にも効果が有るのかもしれません。
薏苡仁は清らかな流れる綺麗な水辺に生育する生薬です。水毒を清めるのかもしれません。