小豆(アズキ)と漢方薬

2020年9月5日;
小豆(アズキ)は赤飯や餡子(アンコ)として日本の和菓子や食文化に溶け込んでいます。
つぶ餡、こし餡。和菓子好きには堪らないものがあります。

実は小豆も「赤小豆(セキショウズ)」と言う漢方薬です。
漢方薬として渡ってきた小豆が日本の食文化の中に溶け込んだのでしょう。

以前、広州中医薬大学の教授達と淡路島で瀬戸内海の海産物を食べ、飲んだことがあります。
その時に日本のアンコの話になりました。中国の教授たちは「赤小豆は中国では漢方薬で食用にしません」と、日本で小豆が食用に成っていることに驚かれていました。
私は逆に中国では小豆が食用に成っていない事に驚きました。

赤小豆は漢方では、清熱解毒・利水の効果があります。浮腫や腎炎、黄疸などに使用します。
五色から「心」に配当されます。黄連や牛黄などと同じ「心」に属します。黄連や山梔子などと同じ清熱・利水の効果です。
漢方では新鮮な赤小豆が良いとされ、年を越したものは使いません。

民間療法では、赤小豆を煎じて(塩・砂糖抜きで炊き、煮汁を飲む)二日酔い、便秘、脚気、母乳が少ない時の催乳などに応用されます。