女性の性周期と漢方

2021年11月13日;(写真は 福岡県糟屋郡新宮町 立花山から観る福岡市内です。)

女性の性周期で特徴的なのは生理です。
通常は、生理が来て低温期に入ります。生理初日より約2週間後に排卵が起き高温期に入ります。高温期が2週間続き、次の生理が始まります。女性の性周期はこれを繰り返しています。

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(遠くに志賀島、能古島、玄界島が観えます。)

生理前後の基礎体温の動きで東洋医学の証(ショウ)が把握できる場合があります。
生理の1~数日前から基礎体温が落ち始めた時は、血虚(ケッキョ)の証が多いです。当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)や人参当芍散(ニンジントウシャクサン)、他の血虚剤が適応となる場合が多いです。
また生理が始まり1~2日で基礎体温が下がります。この基礎体温が3~5日掛かって下がる場合は瘀血(オケツ)の可能性が有ります。桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)や桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)などが適応になる場合が多いです。

これらの他に基礎体温表では

  1. 排卵から高温期への基礎体温の上がり方がスムースでない場合。
  2. 高温期が安定しない場合。
  3. 低温期が36.2度を切り低体温の場合。
  4. 高温期の期間が長すぎる、或いは短すぎる。
  5. 低温期の期間が長すぎる、或いは短すぎる。

それぞれ、東洋医学の証が異なります。基礎体温表からは様々な情報が得られます。