雑菌も食の一つ「食養生として」

2020年9月2日;
お母様の身体の中に居る時、胎児は無菌状態です。腸内細菌叢も存在しません。
出産し生まれてくると、様々な細菌に触れ感染する事により免疫能力を獲得していきます。

無菌室で育てられた動物は非常に免疫力が弱いです。
免疫グロブリン量なども低く、免疫機能が活性化していません。
強くなるはずの赤ちゃんを無菌状態で育てたいですか?

私達は常在菌という菌類と何万年、何十万年と共存してきています。
私達の祖先は自然の中で生きてきました。野生動物と一緒です。
細菌に感染し共存し、細菌に守ってもらい生きて来ました。
私達の身体は細菌が感染しないと生きて行けない身体に成っています。

皮膚には、ブドウ球菌が共存しています。ブドウ球菌が皮脂を脂肪酸とグリセリンに分解してくれます。その脂肪酸が他の病原菌を防いでくれています。
また常在菌自体が他の感染を防いでくれています。

新型コロナウイルスも有ります。殺菌も手洗いも必要です。
しかし神経質に皮膚を殺菌し過ぎないことです。
貴方を守ってくれている常在菌も洗い流し殺してしまいます。

口腔内、鼻の中、性器にも常在菌がいて共存しています。

その中で最も重要で大量の細菌が居るのが腸内です。
乳児の時から食材に付着している菌や、手指を舐めたり、落ちている物を食べたり、一人一人の腸内細菌叢が出来あがります。
腸内細菌叢は私達の身体に必要なビタミン類(ビオチン、リボフラビン、ニコチン酸、パントテン酸、ピリドキシン他)などを製造してくれます。
そして様々な免疫も支えてくれています。

20億年前、我々の祖先の細胞に大腸菌の一種が感染しました。
この細菌はエネルギーを造ることが出来ます。我々の祖先は、このエネルギーを使い進化し多細胞の生命体になり、現在も生きて行くことが出来ます。
それがミトコンドリアです。ミトコンドリアは私達の細胞に感染、侵入している大腸菌類似の細菌です。

洗う事、消毒する事、大事です。
細菌に生かされ共存している我々は、神経質になりすぎない事です。

虫も食わない清潔な野菜か
虫が食べられる安全な野菜か・・・
貴方はどちらを選びますか?
雑菌も栄養の内です。