龍に成ったお母さん

2020年8月11日;
日本昔ばなしです。
ある村が飢饉となりました。
食べる物も無くなり、村人は飢に苦しんだそうです。

村の近くに小川が有りました。
そこを通りがかった親子3人は、3匹しか居ない魚を小川で見つけました。
村人達はその魚の事を知っていました。でも他の村人に悪いと思い、誰も獲らなかったそうです。
しかし母親と子供2人は、飢に苦しむ村の人達に申し訳ないと思いながら、その魚を食べてしまいました。

罰が当たり、お母さまの身体は龍に変身したそうです。

村の山の上に泉が有ります。泉と村は岩山で隔たれ、村に水を引く事が出来ません。
龍になったお母さまは、子供たちと相談し村人達に罪滅ぼしをします。
龍のお母さまは、龍に成った自分の身体を岩山にぶつけ、傷だらけに成りながら岩山を砕き続けました。
岩山が崩れ、泉の水が流れてきた村は飢饉から救われたそうです。
龍になったお母さまは人間に戻れたという日本昔ばなしです。

ここに食べられるリンゴが3個しかない時
3個のリンゴを奪い合うのではなく、皆で食べるリンゴを増やそうと考える世界なら。
素敵ですね。