竜骨(リュウコツ)の働き

2021年12月7日;(写真は 青山2丁目 銀杏並木です。)

竜骨(リュウコツ) より続く

骨には海綿状の小孔があります。スポンジの穴のようにスカスカ見える穴です。この小孔がシッカリしている古すぎないマンモスや脊椎動物などの化石が良い竜骨です。
小孔が有るため、良い竜骨は舌に付けると空気圧で舌から離れません。

竜骨には精神安定作用と収斂作用が有ります。
精神安定作用にて不眠や神経衰弱に使用します。
また収斂作用にて夢精や帯下、下痢などに利用されます。
竜骨は生で使用する生竜骨は精神安定作用が強く、焼いて使用する焼竜骨は収斂作用が強くなります。

竜歯(リュウシ)は歯の化石です。これも古すぎると効果が落ちます。市場にはエナメル質が残っていない竜歯も多いです。エナメル質が残っている竜歯が良いです。
収斂作用は竜骨の方が強いですが、精神安定作用は竜骨より竜歯が強いです。不眠や煩躁などに用いられます。

竜骨と同じカルシウム等のミネラルを含んだ漢方薬味に牡蠣(ボレイ、牡蠣の殻)があります。
竜骨の五味は「甘」で脾の臓。牡蠣の五味は「鹹」で腎の臓・膀胱の腑です。
腹診でも竜骨は臍下悸(サイカキ)、牡蠣は臍上悸(サイジョウキ)を目標にします。

牡蠣殻と異なり、牡蠣肉(ボレイニク)の五味は「甘」で竜骨と同じです。

牡蠣肉(ボレイニク・カキニク) へ続く

  1. 竜骨(リュウコツ)
  2. 竜骨(リュウコツ)の働き
  3. 牡蠣肉(ボレイニク・カキニク)