漢方の抗生物質

2022年3月11日;(写真は長野県白馬八方尾根です。)

葛根湯(カッコントウ)や柴胡剤(サイコザイ)の小柴胡湯(ショウサイコトウ)などに桔梗(キキョウ)石膏(セッコウ)を追加すると、上焦の化膿症である扁桃腺や蓄膿症、喉の痛みなどに効果が増大します。
石膏の働きには幾つかありますが、この事例での石膏の働きは漢方では清熱ですので、薬理学では消炎作用になります。
実験によると、桔梗はマクロファージを活性化することが分かっています。マクロファージを活性化するのであれば、細菌やウイルスにも効果があると考えられます。
しかし伝統医学では桔梗は細菌性疾患に使用しますが、ウイルス性疾患には殆ど使用しません。
桔梗に甘草(カンゾウ)を加えた桔梗湯(キキョウトウ)があります。私自身が肺炎になった時に服用しこんなに早く効くのかと即効性に驚いたことがあります。
桔梗湯は気管支拡張症の咳などにも使用します。また肺の線維化が軽ければ薏苡仁(ヨクイニン)、病状が進んでいると野蒲陶などで対応します。

細菌性疾患に使用する漢方の抗生物質には桔梗、連翹(レンギョウ)、金銀花(キンギンカ)、忍冬(ニンドウ)、露蜂房(ロホウボウ)などがあります。糸練功(シレンコウ)にて確認し選択を誤らなければ、どれも即効性で効果も良いです。

糸練功に関しては以下をご参考に
誰でも出来る「糸練功」医療気功
糸練功の合数(改善度合い)と症状