気血水

2020年9月9日;
東洋医学では病因(病気の原因)を気血水の3つに分けます。
気毒、血毒、水毒です。その毒に対する漢方薬が気剤、血剤、水剤です。

気剤は精油成分と言う揮発性の成分が含まれます。良い香りがします。
血剤は油性で、揮発性以外の油性の成分が多くなります。
水剤は水に溶ける水性の成分が中心となります。

漢方薬の煎じ薬を飲む時に、気剤はまず鼻粘膜から香りとして入ります。
鼻粘膜と胃粘膜で最も早く吸収されると考えられます。

次に水剤です。胃は水性ですので、胃粘膜から吸収されると考えられます。
胃と腸で吸収されていきます。

最後に、血剤です。
胃から十二指腸を過ぎると胆汁の界面活性作用の働きで腸は水性と油性の混ざった水溶性に成っています。
血剤は油性成分のため最後に腸で吸収されます。

漢方薬は気剤、水剤、血剤の順番で吸収されるのが分かります。