経気は末端で強くなる

2021年3月4日;(写真は 漢方薬を指先に近い部分と体幹に近い部分に載せた状態 です。)
間中喜雄先生のX-交差治療法から続く

人間の経絡は電気的な信号が流れやすいライン線ですと「肉体は電気的信号・刺激で動く」で書きました。
この経気は手先や足先など身体の末端に近いほど強くなります。

経気が強い指先に近い部分での反応と、経気の弱い体幹に近い部分での反応は異なってきます。
この経気の強さを利用し、患者さんの服用量を調べる事が出来ます。

患者さんの身体が、経気の弱い部分に載せた漢方薬量でも反応すれば過量です。経気の強い部分でしか反応しない場合は、漢方薬量が不足しています。
同様の方法で新薬の分量も調べる事が出来ます。

この経気は、男性は左手の反応が強く、女性は女性ホルモンの影響か右手の反応が強くなります。
人間の身体は正中をはさみ左右対称に見えますが、実際には左右対称でない部分も多いです。例えば心臓もそうですし、血圧も左心室に近い左腕と右腕では異なります。
東洋医学の陰陽では「男性は陽、女性は陰。左は陽、右は陰」となっています。

実際の適量診では左右の手の違いや、漢方薬を載せてからの経過時間などの影響も考慮していきます。