即効の甘草湯(カンゾウトウ)

2022年3月12日;(写真は長野県白馬八方尾根です。)

喉が激しく痛む時に甘草湯で痛みがサッと消えます。軽い痛みには効きません。「唾を飲んでも痛い」のが適応するかどうかの一つの目安です。
甘草湯を水で溶き、少量を口に含みうがいをします。口の中で温まる位うがいをし喉にユックリと流し込みます。瞬間に痛みが消失します。
口に含む甘草湯の量が多いと、サポニンの泡が口から溢れますので少量づつうがいをした方が良いです。1回量を多くするより1日の回数を多くした方がより効果的です。
うがいをして飲む漢方薬に甘草湯以外に駆風解毒湯(クフウゲドクトウ)が有ります。これらには炙甘草(シャカンゾウ)ではなく生甘草(ナマカンゾウ)を使用します。
直接、触れて痛みや炎症を取る場合は生甘草を使用します。

甘草湯と同じ生甘草一味の薬方に忘憂湯(ボウユウトウ)があります。
全く同じ処方ですが、こちらは痔の痛みに使用します。痔の痛みが激しい時に甘草の温かい煎じ液を洗面器にいれ、そこにお尻を付けます。痛みがス~と取れるそうです。憂いを忘れる忘憂湯です。
私は経験はありませんが、太陽堂漢薬局で修業中の先生が、忘憂湯にお尻を付け「痛みが取れスッキリした」と言っていたのを思い出します。よっぽどお尻が痛かったのでしょう。