甘草麻黄湯(カンゾウマオウトウ)の加味方(カミホウ)

2022年1月29日;(写真は インドネシア バリ島です。)

喘息や気管支炎などの咳に使用する甘草麻黄湯は、加味をすると様々な処方に変化していきます。
甘草麻黄湯 はこちらをご参考に
甘草麻黄湯に杏仁(キョウニン)、石膏(セッコウ)を加えたのが、麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)。
麻杏甘石湯に桑白皮(ソウハクヒ)を加えたのが、五虎湯(ゴコトウ)。
甘草麻黄湯に桂枝(ケイシ)、大棗(タイソウ)、生姜(ショウキョウ)、杏仁(キョウニン)、芍薬(シャクヤク)を加えたのが、桂麻各半湯(ケイマカクハントウ)です。

麻杏甘石湯と五虎湯は服用し、症状が改善し咳が落ち着き出した頃に食欲が減じる方がいます。
咳が酷い時は、麻杏甘石湯・五虎湯を服用しても食欲に変化はありません。
漢方薬を服用し咳が軽くなると、食欲が減少する場合が多いです。薬量が多すぎるようになると身体が拒否を始めるのかもしれません。

食欲が一つの目安になります。
麻杏甘石湯は胃腸の弱い方には半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)と合方したりします。
五虎湯の場合は、咳が落ち着き出したら適量診を行い少しづつ減薬することをお勧めします。