食養生理論の応用2

2021年12月28日;(写真は 娘とのツーショット。)

食養生理論の応用1 から続く

応用編2

品種改良で甘くなった果物

果物は本来は酸味です。しかし品種改良で甘くなってきています。酸味の寒熱は温です。
冬にナマコを酢醤油で食べたり、蟹を酢の物で食べるのも、ナマコや蟹の身体を冷やす働きを酢の酸味の温で中和しています。

甘いは微涼(ビリョウ)です。そこまで冷やす力は強くないです。
太陰病(タイインビョウ)の胃腸虚弱に小建中湯(ショウケンチュウトウ)など膠飴(コウイ、麦芽の砂糖)を入れます。膠飴の冷やす力(太陰病の虚熱に対応しているのかもしれません)は弱いです。それより甘みで腹直筋を緩める方が大事だからです。
品種改良で甘くなった果物でも酸(サン)は酸です。

自然はいい加減です。寒いはずの冬に暖かい日もあります。自然と同様に人間の身体も陰陽が決められない事が有ります。
東洋医学は、白黒ハッキリしないファージな部分を認める」ことから始まります。そのファージな中で重要ポイントを抑えることです。

弱い効力を無視し、強い効力だけで見ていくことです。小さい要素に拘らず身体に影響を与える強い要素だけ見ていきます。

ご自分で確認を

寒熱(カンネツ)を詳しくしたければ、入江FT(フィンガーテスト)や糸練功(シレンコウ)、OT(オーリングテスト)が出来る先生は、間中喜雄先生や入江正先生の2-metal-contact(ツーメタルコンタクト)で確認が出来ます。

どうですか?
ミカンもパイナップルも食する部分は温(オン)です。
品種改良による甘いミカンも温の確認が出来ましたか?

頭で悩み考える前に、ご自分で確認できる技をお教えしてきました。
私は代々受け継いだ技を示し紹介するだけ、技を磨くのは先生方ご自身です。

より正確に2メタルコンタクトにて寒熱を調べたい時は、ご自分の体温に近い程度まで調べたいものを温めると、細かい微温、微涼も判断ができます。
しかし細かくしても生体に与える微温・微涼の影響は大したこと無いです。面倒くさがりの私はしません・・・。

興味のある方は五色(ゴシキ)なども勉強されると更に理論が深まります。
私もまだまだですが、収散(シュウサン)、升降(ショウコウ)まで考えられると、もっと貴方の食養生は発展すると思います。

今年も1年ありがとうございました。良い年をお迎えください。祈ってます。
2022年も宜しくお願い致します。

  1. 食養生の見かた
  2. 食養生の寒熱
  3. 食養生の理論は難しくない
  4. 専門家として食養生で最低必要な理論1
  5. 専門家として食養生で最低必要な理論2
  6. 専門家として食養生で最低必要な理論3
  7. 食養生理論の応用1
  8. 食養生理論の応用2