食養生の理論は難しくない

2021年12月21日;(写真は 福岡市百道浜 サザエさん通りです。)

食養生の寒熱 から続く

✖梅は身体を冷やすから、初夏に取れた梅で梅酒を作り暑い夏に飲む」と聞いたことが有ります。
梅はバラ科です。バラ科の五味(ゴミ)は酸(サン)です。酸は温(オン)です。
バラ科はリンゴ、イチゴ、カリン、梨、桃、杏、梅などです。

冷やすのではなく、逆に微温(ビオン)で少し温める傾向にあります。例外として梨だけが甘(カン)で少し涼(リョウ)に成ります。
微温、微涼(ビリョウ)などの僅かな寒熱に拘る必要はありません。大事な事があります。
バラ科の五味は酸ですので、収散(シュウサン)は収です。収は潤(ジュン)です。バラ科は寒熱より潤が大事です。

子供の頃に高熱が出ると、いつも母にリンゴをすって食べさせて頂いたことを覚えています。
小児の発熱に対し脱水を防ぐ食文化だったのでしょう。

夏の火照った身体を潤し熱中症の予防にもなります。以前、濃い痰の麦門冬湯(バクモンドウトウ)証に梨の汁の温服をご紹介しました。

咳の漢方の診立て
季節の変わり目の旬の食材

食養生の理論は難しくありません。昔から代々伝わってきたことを大事に、自分の感性を磨くだけです。

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  1. 食養生の見かた
  2. 食養生の寒熱
  3. 食養生の理論は難しくない
  4. 専門家として食養生で最低必要な理論1
  5. 専門家として食養生で最低必要な理論2
  6. 専門家として食養生で最低必要な理論3
  7. 食養生理論の応用1
  8. 食養生理論の応用2