肝臓の疲れ

2022年4月6日;(写真は 福岡市 福岡城 舞鶴公園 です。)

足腰が疲れる、微熱が続く、筋肉がつりやすい、痙攣しやすい、油物を欲っしないなど。
東洋医学では少陽病(ショウヨウビョウ)の中焦(チュウショウ)の病態と捉えます。
肝(カン)は筋(キン)を主(ツカサド)る」で筋肉の収縮にも症状が出やすいです。

肝機能には問題が無くても肝臓が疲れていると考えます。
この肝臓が疲れた状態を前肝炎状態と表現される方もいらっしゃいます。

この状態に最も使われるのが補中益気湯(ホチュウエッキトウ)です。
浅田流では補中益気湯当帰大(トウキダイ。当帰量を増やす)としますが、私は人参量を増やし補中益気湯人参大とする事も多いです。

補中益気湯証と似ていて鑑別の難しいのが、当帰六黄湯(トウキリクオウトウ)証、清暑益気湯(セイショエッキトウ)証、人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)証などです。

補中益気湯証より、より「気」が減少しているのが八珍湯(ハッチントウ)証、十全大補湯(ジュウゼンダイホトウ)証と考えると使い分けしやすくなるかもしれません。