開窮薬(カイキョウヤク、カイキュウヤク)

2022年2月22日;(写真は インドネシア バリ島 ヒンズー教の神様です。)

太陽病2 から続く

牛黄(ゴオウ)は葛根湯(カッコントウ)との相性も良いです。
また裏熱(リネツ)のある麻黄湯証(マオウトウショウ)や桂麻三兄弟(ケイマサンキョウダイ)、柴葛解肌湯証(サイカツゲキトウショウ)など。裏熱が有るため牛黄清心元(ゴオウセイシンゲン)が合う場合が多いです。

牛黄清心元や牛黄清心丸、青皮(セイヒ)製剤は開窮薬としても使えます。
窮は穴の意味です。人間の穴です。目、鼻、耳、口、二陰の九孔(キュウコウ)です。脳卒中などの後遺症にも使用します。また経絡を通す働きもあります。

四逆散(シギャクサン)証の患者さんの手掌に四逆散を載せ糸練功を取ります。
次に少量の開窮薬を手掌に載せ、次に四逆散を手掌に載せます。四逆散単独よりも非常にsmになるのが分かると思います。

糸練功に関しては以下をご参考に

誰でも出来る「糸練功」医療気功
糸練功の合数(改善度合い)と症状

四逆散以外にも抑肝散(ヨクカンサン)、駆瘀血(クオケツ)剤の桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)、桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)、通導散(ツウドウサン)などでも非常に効果が高くなるのが分かると思います。

四逆散の処方構成内の枳実(キジツ)や桂枝茯苓丸の桂枝(ケイシ)は、それぞれ気塊(キカイ)や上気(ジョウキ)に対応するだけでなく、開窮薬としての働きも有ると考えられます。