花粉症・アレルギー性鼻炎の養生

2021年12月14日;(写真は 青山2丁目 銀杏並木です。)

小青竜湯(ショウセイリュウトウ)の効きが悪い時に、二陳湯(ニチントウ)と合方したり石膏(セッコウ)を加味すると効果が増す場合が多いです。利水作用のあるスクアレンを食養として併用しても効果が出ます。
また患者さんの数は小青竜湯証より小青竜湯加石膏証の方が圧倒的に多いです。

漢方の古典である傷寒論(ショウカンロン)の出来た1,800年前は小青竜湯で良かったのでしょう。
温暖化のせいか、肉類・脂物の摂り過ぎ、緑色野菜や葉野菜の摂取不足か、夏のクーラーによる発汗不足か、冬の暖房による熱の蓄積か、原因は分かりません。
ただ現在は純粋な小青竜湯証は非常に少なくなっていると感じます。

湿(シツ)が特徴の花粉症・アレルギー性鼻炎の食養生は「水は寒なり」です。
小青竜湯の薬味の乾姜(カンキョウ)、苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)の乾姜、麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)の附子(ブシ)など、非常に強い熱性の薬味が配合されている事からも身体を冷やさない事が一番の養生です。

湿の水毒に対しては、水物を減らす。ウリ科以外の果物を摂り過ぎない。
寒症に対しては、上半身を冷やさない。生野菜を摂り過ぎない。身体を冷やす苦い物・アクのある物は十分にアク抜きをします。辛みは温(オン)です、適度の香辛料を用います。

  1. 花粉症と迎香のツボ
  2. 現代人の花粉症
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