右は水なり、左は血なり

2021年10月30日;(写真は大分県由布市由布岳登山道です。)

人間の身体は左右対称でしょうか。
心臓は右心室より左心室が大きいです。右肺は三葉で左肺は二葉で構成されます。
脾臓は左側にあり肝臓は右側に位置します。右側の上行結腸は上へ流れ、左側の下降結腸は下へ流れます。
利き手や利き足も左右異なります。

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(由布岳登山道から見える風景)

東洋医学の病因(病の原因)に気血水(キケツスイ)があります。
左は血毒との関係が深く、右は気毒・水毒との関係が深いです。

黄帝内経(コウテイダイケイ)難経(ナンギョウ)五十六難「肝の積病(シャクビョウ、積は固まり)は左の脇の下にあり、肺の積病は右の脇の下」と腹診でも右腹部に気毒・水毒と関係の深い肺の臓を配当し、血毒との関係が深い肝の臓を左腹部に配当してあります。

古方派の腹診で少腹急結(ショウフクキュウケツ)があります。
左下腹部の臍の横から股間に向かい他覚的にはしこりを感じます。自覚的には圧迫すると痛みがあります。
下焦の陽の瘀血(オケツ)の腹証です。牡丹皮(ボタンピ)や桃仁(トウニン)などの証です。これも左側が中心です。

右は水なり、左は血なり」です。

  1. 第六感
  2. 東洋医学と磁場
  3. 男は陽なり、女は陰なり
  4. 右は水なり、左は血なり
  5. 半身不随の左右
  6. 上腹部痛の左右