
2022年3月1日;(写真はインドネシアバリ島カウイ山の古代遺跡です。)
現代の私達が青色と言うとブルーを思い浮かべます。
青色は「靑色」です。丹石(タンセキ)の色です。丹石は大きく分けると緑色と赤色の2種類が多いと聞いています。
漢方薬の丹参は(タンジン)赤い人参です。
緑の野菜を「青野菜」、緑の信号を「青信号」と読びます。
2000年前の靑はブルーではなく、緑だったのかもしれません。
東洋医学の理論である五行(ゴギョウ)では、肝の五色(ゴシキ)は青になっています。
糸練功(シレンコウ)やOT(オーリングテスト)、入江FT(エフティ)などで見ると、肝の腹診部や六部定位脈診(ロクブジョウイミャクシン)の肝の脈診部である左関(カン)は、青色で反応せず緑色で反応します。
また脾の五色は、五行では黄色になっています。
腹診部の脾・脈診部の脾は、黄色(イエロー)では反応せず、黄土色で反応します。
黄土は、「黄色の土」なのでしょう。
時代が移り変わり、私達の感覚も変わっていってるのかもしれません。