東洋医学の補瀉とは

2021年1月30日;(写真は 福岡空港 内レストラン)
「補瀉」は病の治療で補法をすれば治るか、瀉法をすれば治るか、最も重要な東洋医学の絶対ミス出来ない1番目の鑑別になります。

一般に虚証に対する治療法が補法。実証に対する治療法が瀉法だと言われています。
虚実に関しては東洋医学で言う虚実とはを参考にしてください。
実は、東洋医学の補瀉はもっと様々な要素を含んだ治療鑑別法です。
陰陽と言う概念が有ります。
陰証は虚証(正気の虚)、涼・寒、病位の三陰、大便では下痢・兎便・・・
陽証は実証(邪気の実)、温・熱、病位の三陽、大便では便秘・・・
虚実だけではなく、総合的な陰証・陽証に対する治療法が補瀉で、東洋医学の1番目の大きな鑑別です。

2番目の鑑別は病因である「気血水」です。
気;上気、気滞、気虚
血;上焦の血熱、中焦の血熱、下焦の瘀血、陳旧の瘀血、血虚
水;表の燥、表の湿、裏の燥、裏の湿
東洋医学に於ける病気の原因を特定していくのが2番目に重要です。

3番目の鑑別は、1番目の補瀉の虚実、寒熱、病位の三陰三陽を組合せて「八綱分類」と言う鑑別をしていきます。

その後、臓腑や経絡、収散、升降など、大きな枠から小さな細部へ鑑別していき治療法が決まっていきます。

補瀉の漢方薬に続く