糸練功の合数(改善度合い)と症状

2021年1月7日;(写真は北海道 留寿都 イゾラ山頂から観た洞爺湖です)
患者さんの病態を把握する四診の一つとして脈診の変わりにも使われる糸練功。
糸練功では病態の改善を診る目安として「合数」と言う概念が有ります。
糸練功に関しては誰でも出来る「糸練功」を参考に。

登山の時に頂上が10合。同様に「合数」は「病を克服するのも登山と同じだ」と考え付けた概念です。
症状と合数には相関関係があります。
0合が病態としては悪く、10合は症状が落ち着いています。

一般的な慢性病では3合以下は症状が激しいです。4合を超すと良い時と悪い時の波が現れ一進一退の状態となります。
改善が進み7合を超すと、一皮一皮むける様に波が引く様に症状が改善していきます。

しかし症状が非常に激しい患者さんは3合位の改善でも症状が和らぎます。
また罹患期間の長い患者さんや、病が体質的に起因している場合などは10合前後で初めて症状が改善します。
癲癇などでは10合になり数ヶ月が過ぎてから発作が減少し始めます。

急性病の場合は、最も早く3~4合を過ぎると症状が改善し6合以上で「要治療」の反応が消え治療が終了します。

糸練功の合数は病状改善の一つの目安とすることが出来ます。