「五行」で観た成長と老化

2020年8月27日;
今回は後世派の理論「五行」から見た成長と老化です。
五臓六腑と言う言葉が有ります。
五臓は、肝→心→脾→肺→腎の五つです。

この五臓が巡り成長も老化もしていきます。
東洋医学の臓腑に関しては、東洋医学の臓腑をご覧ください。

・成長は「
胎児は「」の時期です。肝は魂、お母さまのお腹のなかで魂は出来るのかもしれません。胎教が必要な時期です。

新生児は「」の時期。心は赤、文字通り赤ちゃんです。出産の産声(赤い顔)で一瞬で肺呼吸に切り替わります。

幼少時は「」の時期。脾の特徴は甘い、幼少時には甘い物を欲しがり消化器を造り上げていきます。 幼少時の体質改善には、甘い膠飴を入れた小建中湯を使用する時期です。

小児は「」の時期。アレルギーなどの免疫関係が出来あがります。

青年期は「」の時期。
東洋医学の古典、黄帝内経素問「上古天真論」に「女性は14才にして血海が通じ子供ができる身体となる」と有ります。
東洋医学の腎の臓が完成し子供を産める身体になります。

・老化は「」、成長と逆の動きです。
まず「」が衰えます。西洋医学的な腎臓は28歳位から機能が低下し始めます。
白内障も前立腺肥大も、足腰の弱りも「腎」の衰えになります。
東洋医学の「腎」は臍から下です。足腰(特に身体で最も大きな筋肉の大腿四頭筋)を鍛えること、歩く事です。
食養生では黒色の海藻類・海産物、食養三種の神器の一つ「胡麻・ごま油」を増やしていきます。
早食いは「腎」を弱め老化を早めます。

次に「」が衰えます。
肺が衰え免疫力が下がります。リウマチやその他の膠原病、癌がんなどの病気になり易くなります。
免疫力を高めるため、発酵食品(味噌、ぬか漬け・キムチ等の漬物)、酵素、菌糸体(キノコ類)を摂り、腸内細菌叢を整えます。

次に「」が衰えてきます。
胃腸の機能が低下し始めます。食事量も減りだします。
食養生では食養三種の神器の一つ「蜂蜜」を摂ります。

最後に「」が衰え、心不全にて亡くなります。
心の機能を助けるのは、下半身の静脈の血流です。
特に膝から下の脹脛(フクラハギ)を鍛えます。背伸び運動や、出来るだけ歩くことです。