腹水

2022年4月8日;(写真は 福岡市 福岡城 舞鶴公園 です。)

肝硬変になると、肝臓が硬くなり肝臓を通る血流が低下します。それにより肝臓の門脈圧が亢進し腹水が貯まる事があります。

B型肝炎からの肝硬変の場合、人参湯(ニンジントウ)合五苓散(ゴレイサン)証が多いと感じます。ただ腹水の虚実、患者さんの虚実で人参湯と五苓散の割合が変わる場合が多いです。

またC型肝炎からの肝硬変の場合、黄耆建中湯(オウギケンチュウトウ)証が多いと感じます。

肝炎以外の疾患も含め腹水には、腹水が強度な場合の分消湯(ブンショウトウ)、やや虚証の実脾飲(ジッピイン)、補気建中湯(ホキケンチュウトウ)、補中冶湿湯(ホチュウジシツトウ)なども検討していきます。
分消湯の代用は、やや少なめの半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)と五苓散(ゴレイサン)を同時服用すると同じような方意になります。

民間療法では腹水に鯉を使った療法が伝えられています。