壊病(エビョウ)

2020年9月8日;
壊病(エビョウ)は破壊された病です。
壊病とは、こじれた病で、本来の症状と異なる症状を呈します。
漢方の古典「傷寒論」には、誤治(誤った治療)により生じた病である壊病が出てきます。

壊病は誤治だけでなく、罹患期間が長くなったり養生が間違っていても生じると考えられます。

壊病は、もつれた糸をほぐす様に治療していきます。
「この糸を引けば治る」と通常の治療をすると、余計にもつれてしまいます。
糸を引くのではなく、もつれを先ずほぐします。
ほぐし終わってから、糸を引いて治していきます。

或いは、糸練功で診ると強い反応があります。
その治療をすると、下から次の反応が出てくることが有ります。
その反応を次から次へ取っていきます。
最後に下から別の反応が出てこなければ、それが最後の治療の糸になります。