大理の白蜜(ハクミツ)

2021年11月10日;(写真は 福岡県糟屋郡新宮町立花山の国の天然記念物 樹齢300年を超す楠 です。)

30年近く前に中国の大理に行ったことがあります。その数年前に大理は日本人に解放されたばかりです。当時は殆ど観光客も日本人もいない町でした。

大理城の門前に行商のおばちゃん2人組が白蜜(ハクミツ)を売っていました。白蜜は失われた漢方薬と言われ蜂蜜の化石と思えば想像できます。表面には苔が生えています。
私も文献でしか知らなかった漢方薬の白蜜です。

おばちゃんと値段を交渉していると、おばちゃん2人組が白蜜を袋に入れ逃げ出したのです。後ろを見ると官憲が2人走ってきます。
おばちゃん2人組が逃げ、白蜜の欲しい僕も一緒におばちゃん達と走りました。2人の公安をやっと巻いて逃げる事が出来ました。このおばちゃん2人組は営業許可を持たないモグリだったようです。ともあれ白蜜を手に入れ私は満足でした。

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その後、知り合いの北京中医薬大学の教授達と車で移動中に白蜜を手に入れたことを話しました。
「それは凄い。私達も見たことがない」とおっしゃってました。

数年前に再び大理を訪れました。観光客が溢れ五つ星ホテルが出来ていました。大理城の中の何も無かった石畳の広場には観光客相手の街が出来ていました。
白蜜は取りつくされ岩場の巣付きの新鮮な蜂蜜を岩蜜として売られていました。

漢方薬の白蜜(ハクミツ)に続く

  1. 大理の白蜜(ハクミツ)
  2. 漢方薬の白蜜(ハクミツ)
  3. 漢方薬として用いる砂糖