
「理論」の記事一覧

地竜(ジリュウ)のアンコ
2022年2月3日;(写真はインドネシアバリ島です。) 地竜はミミズを乾燥した動物薬です。解熱薬として用います。他に気管支の痙攣を抑えることによる気管支拡張作用、降圧作用、溶血作用、後遺症の改善などに使われる場合がありま […]

桂麻三兄弟(ケイマサンキョウダイ)
2022年2月1日;(写真はインドネシアバリ島です。) 桂麻各半湯(ケイマカクハントウ)は甘草麻黄湯(カンゾウマオウトウ)の加味方でもありますが、桂枝湯(ケイシトウ)と麻黄湯(マオウトウ)の1:1の合方です。桂枝湯証は悪 […]

甘草麻黄湯(カンゾウマオウトウ)の加味方(カミホウ)
2022年1月29日;(写真はインドネシアバリ島です。) 喘息や気管支炎などの咳に使用する甘草麻黄湯は、加味をすると様々な処方に変化していきます。甘草麻黄湯はこちらをご参考に甘草麻黄湯に杏仁(キョウニン)、石膏(セッコウ […]

万病回春(マンビョウカイシュン)の五虎湯(ゴコトウ)
2022年1月28日;(写真はインドネシアバリ島です。) お茶で飲む漢方薬から続く 五虎湯は、原典の万病回春では細茶(サイチャ)を加えた6味の処方構成です。更に「痰があれば二陳湯(ニチントウ)を加える」となっています。ま […]

小陥胸湯ショウカンキョウトウ
2022年1月26日;(写真はインドネシアバリ島の夕焼け4です。) 「肺がん」のところでご紹介しましたが、肺がんの咳には麦門冬湯(バクモンドウトウ)を使うことが多いです。 肺がんが進行すると胸水が貯まることがあります。肺 […]

麦門冬湯の人参の使い分け
2022年1月25日;(写真はインドネシアバリ島3です。) 「麦門冬湯バクモンドウトウ」から続く 白人参(シロニンジン)は、白参(ハクジン)と呼ばれ甘い人参です。脾の臓に配当され潤(ジュン)で升(ショウ)で温(オン)で補 […]