福岡の漢方コラム

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「理論」の記事一覧

辛夷(シンイ)

2022年4月13日;(写真は福岡市福岡城コブシの花。) コブシはモクレンの仲間です。以前、北陸に行くサンダーバードの車窓から山に咲く野生のコブシの花を見て「何と美しい」と思いました。モクレンより小ぶりの可憐な白い花です […]

門脈圧亢進の漢方治療

2022年4月12日;(写真は福岡市福岡城名島門です。) 肝臓の門脈圧亢進は東洋医学では血滞(ケッタイ)になります。 一般的には桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)証が多いですが、実際には甲字湯(コウジトウ)加黄芩(オウゴ […]

肝臓の門脈圧

2022年4月9日;(写真は福岡市福岡城舞鶴公園です。) 肝硬変や肝がんなど他疾患で肝臓の血流が阻害されると肝臓の入口である門脈圧が亢進します。 食事で摂った栄養分は胃で水性の物が吸収され、小腸で油性・水溶性の物が吸収、 […]

腹水

2022年4月8日;(写真は福岡市福岡城舞鶴公園です。) 肝硬変になると、肝臓が硬くなり肝臓を通る血流が低下します。それにより肝臓の門脈圧が亢進し腹水が貯まる事があります。 B型肝炎からの肝硬変の場合、人参湯(ニンジント […]

手掌紅斑と漢方

2022年4月7日;(写真は福岡市福岡城舞鶴公園です。) 肝硬変になると症状の1つに手掌紅斑があります。 女性はもちろんですが、男性でも女性ホルモンを持っています。ただ男性の場合は女性ホルモンより男性ホルモンの方が優位と […]

肝臓の疲れ

2022年4月6日;(写真は福岡市福岡城舞鶴公園です。) 足腰が疲れる、微熱が続く、筋肉がつりやすい、痙攣しやすい、油物を欲っしないなど。東洋医学では少陽病(ショウヨウビョウ)の中焦(チュウショウ)の病態と捉えます。「肝 […]

黄疸と漢方治療

2022年4月5日;(写真は福岡市福岡城舞鶴公園です。) 黄疸から続く 黄疸の漢方治療は急性と慢性疾患では異なります。慢性的進行の肝硬変やがん、自己免疫疾患などの黄疸治療は別な時にお話ししたいと思います。 今回は黄疸の急 […]

黄疸

2022年4月2日;(写真は福岡市福岡城舞鶴公園です。) 赤血球の寿命は約4か月、古くなった赤血球は破壊されます。血色素のヘモグロビンは破壊により血液中で間接型ビリルビンになります。その後、肝臓で直接型ビリルビンとなり胆 […]