病気の進行が解る3「太陽病_悪寒発熱」

2021年2月5日;(博多の祇園山笠。コロナが落ち着き早く再開できたら。櫛田神社の飾り山笠)
病気の進行が解る2「脈診」から続く
オレンジ色は、理解すれば誰でも解る三陰三陽のシグナル。シグナルは可能性と考えて下さい。

三陰三陽の病位では熱の形が決まっています。

  1. 太陽病では「悪寒発熱
  2. 少陽病では「往来寒熱
  3. 陽明病では「潮熱
  4. 太陰病では「手足煩熱
  5. 小陰病では「悪寒 + 四肢厥冷」
  6. 厥陰病では「上熱下寒または極度の四肢厥冷」

太陽病の「悪寒発熱」は病が身体の内側に侵入していないため、体表での正気(免疫力・治癒力・抵抗力)と病邪の闘いが繰り広げられます。
免疫力を上げるために、身体は体温を上げようとします。そのため発熱します。
(初期に解熱剤を服用すると免疫力が上がり切らない可能性も出てきます)
更に身体の表面積を少なくし体温を逃がさない様にします。そのため寒気がし身体を縮める態勢を取ります。
また毛に覆われていた祖先からの本能で鳥肌を立て、身体を暖かく保とうとします。
それにより更に体温が上がり、免疫力が増します。

これが「悪寒発熱」の状態です。
太陽膀胱経の経絡に沿った凝りや痛みが生じます。
急性病では悪寒発熱が有りますが、慢性病では太陽膀胱経である首筋の凝りや肩こり、扁桃腺肥大や三叉神経痛などが現れます。
太陽病は症状が激しいため、体質的に太陽病の方は少ないです。
しかしアデノイド体質による扁桃肥大や副鼻腔炎が出やすい体質は太陽病の可能性が有ります。

食養生では体表を温める少し辛い物を摂ります。生姜や白ネギ、胡椒、シナモン、ワサビなど。

唐辛子は鼻で感じる「香り」が乏しいため、体表でも少し内側まで温めますので、化膿を酷くしたり体質的に合わない人もいますのでお気を付けください。
香りと食養生に関しては気味の厚薄で効果が・・・をご覧ください

病邪が身体の内側の消化器に入っていないために、舌には変化がまだ表れていません。

病気の進行が解る4「少陽病_往来寒熱1」に続く