病気の進行が解る1「三陰三陽」

2021年2月3日;(写真は那智の吉野古道です。)
東洋医学では病気の進行具合を判断し、その時期(病位と言う)ごとの治療法が確立されています。
病位は脈証、熱型(熱のパターン)、舌証、腹証、他で判断していきます。

古方派の病位は三陰三陽と言います。
病の進行は「太陽病→少陽病→陽明病→太陰病→少陰病→厥陰病→死」と進んで行きます。進行を止めなければ最後は「死」に至ります。

黄帝内経では
病の進行は「太陽病→陽明病→少陽病・・・」と進むと成っています。
しかし実際の臨床では「少陽病→陽明病」に病気は進みますが、「陽明病→少陽病」に病が進む事はありません。
「太陽陽明の合病→少陽病」の病の進行は時に有りますが、合病であり純粋な陽明病とは症状もやや異なります。

古方派の病位は、東洋医学の基礎医学・解剖学である黄帝内経と異なります。
傷寒論を基本とした実際の臨床に基づいた実戦的な理論になります。

東洋医学は西洋医学と異なり難しい理論はありません。
見方さえ変えれば小学生でも理解できる本能的な体感できる医学です。
次回より、病の進行が解る2を続けて書いていきます。