伏龍肝

2021年12月3日;写真は 福岡城(舞鶴城)です。

伏龍肝煎(ブクリュウカンセン)は伏龍肝の上澄み液で小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)を煎じます。悪阻ツワリ等の吐き気を抑える力が増します。
悪阻ツワリをご参考に

伏龍肝は黄土(オウド)で作ったカマドを長期使用します、カマドの中心に近い所の焼き土を使います。虚寒(キョカン)による胃腸出血、嘔吐、止血の効能があります。
成分はミネラルですが、効能との関係は解明されていません。

処方には黄土湯(オウドトウ)や伏龍肝湯(ブクリュウカントウ)などがあります。
黄土湯は陰証の腸出血、鼻血、吐血、子宮出血など、潰瘍性大腸炎、直腸がん、子宮内膜症などに応用します。

伏龍は「力のある龍が伏せる」意味です。
日本では「能ある鷹は爪を隠す」や「実のある穂は頭を垂れる」などと同じ意味です。

伏龍肝の無い時は、素焼きの壺を割ったり、レンガや上薬の掛かっていない瓦を割って代用したりします。

伏龍肝煎は、伏龍肝4gを水600mlにて攪拌します。しばらく置き透明な上澄み液500mlを取ります。上澄み液で小半夏加茯苓湯を煎じて作ります。