仏教と漢方

2020年10月6日;
日本漢方の代表的な古典に傷寒論・金匱要略(傷寒雑病論)が有ります。
その傷寒論を日本に筆写し、伝えたのはお坊様達です。

高野山を開かれた空海(弘法大師)は真言宗の開祖です。
空海は中国にて傷寒論(康平本)を筆写し日本に持ち帰っています。
また天台宗の開祖である最澄も同じ傷寒論の古本である康治本を筆写し持ち帰っています。

日本へ臨済宗を伝えた栄西禅師は、喫茶養生記を記しています。
栄西禅師はお茶を日本にもたらしました。
お茶は「細茶」と言う漢方薬です、薬用から食用に転用された漢方薬です。現在も様々な漢方処方に配合されています。
喫茶養生記にはお茶の効能だけでなく、食養生や養生法の他に、桑の葉を使った漢方治療法なども記載されています。
仏教と漢方、一つの御縁かもしれません。